F700GSの電源取り出しをした備忘録|BMW F800GS/R1200GSなどに

電装パーツ

BMW F700GSでアクセサリー電源を取り出した手順と注意点を、F800GSやR1200GSなどのCAN-Bus内蔵バイクにも応用できる内容としてまとめます。

CAN-BUSシステムのエラーを出さずに、デイトナの電源ユニットを取り付けました。イグニッションキーと連動するので、バッテリー上がりのリスクもありません。

これから作業する方の参考になれば幸いです。

使用したパーツ

CAN-Busコネクタとデイトナ電源ユニットとUSB電源を接続したところ

CAN-Busコネクタ(メス)は、純正品番でググるか、AliExpressで検索すると激安品が見つかります。

https://ja.aliexpress.com/item/1005004594606634.html

F700GSの電源取り出し方法

F700GSは、タンクに燃料タンクがなく、中にはバッテリーなどの電装パーツが格納されています。まずは、星型をしたトルクスドライバーでタンクを取り外します。

ネジの位置は、タンク上部4箇所とインジェクションキーの側面左右2個所

ナビ用CAN-Busコネクタに接続する

バッテリーの上には、オプション品のナビ用のCAN-Busコネクタが取り付けられています。(上写真の右中央)

カプラを取り外すと、ナビ用CAN-Busコネクタ(オス)(上写真)が現れます。これに、CAN-Busコネクタ(メス)をつないで電源を取り出します。

メス側のBMWの純正品番は、83 30 0 413 585です。私は、「CAN-Bus BMW バイク」でググって見つけました。

コネクタ形状に注意

CAN-Busコネクタは、切り込みの位置が真ん中か、左右どちらかにズレているものの2種類あります。ヤフオクで手に入れたCAN-Busコネクタは上写真のとおり真ん中切り込みでした。メス側のBMW純正品番は、83 30 0 413 586です。

F700GSの形状と異なるため接続できません。なので、思い切ってカプラーをカットして使用したところうまく接続できました。破損したカプラは補強と防水用にビニールテープでカバーしました。

ハーネスから電源を取るなら、両方のCAN-Busコネクタを使用すればいいのでしょうが・・・。

時間がある方は、BMWディーラーにCAN-Busメス側の純正品番を伝えてゲットしてください。

デイトナ電源ユニットの取り付け

ナビ用のCAN-Busコネクタから、電源取り出ししたら、デイトナ電源ユニットと接続します。電源ユニットは、電源タップのように、複数のアクセサリーをつなぐことができるので、便利だし、ヒューズも内蔵しているため、配線を自作しなくてすみます。

  1. CAN-Busコネクタの赤線(+)をデイトナ電源ユニットのACC(+)へ接続
  2. CAN-Busコネクタの黒線(ー)とデイトナ電源ユニットのACC(ー)をバッテリーのマイナス(ー)へ接続
  3. CAN-Busコネクタの緑線は使わないので、ビニールテープでカバーする

※純正CAN-Busコネクタを使う場合、色で判断できないので、テスターでプラス・マイナスを確認して電源ユニットに接続してください。https://ja.aliexpress.com/item/1005004594606634.html こちらの商品画像に±の位置が書かれていました。参考にどうぞ。

配線し終わったら、あとは電源ユニットやコードを整理して終了です。電源ユニットをバッテリーの手前に収納しましたが、ゴチャついているのでハンドル右手前に配置し直しするかもです。

使わない配線は、絶縁テープでカバー。CAN-Busカプラもぐるぐる巻きにしました。

バッテリーのマイナスをつないだら、メーター周りから起動音がしました。あとは、キーON/OFFでテストします。キーOFFにして、電源が入った状態から数分して電源が切れます。

注意点とトラブルシューティング

  • 作業は、バッテリーのマイナスを外して行う
  • 配線は必ずヒューズを通すこと(デイトナ電源ユニットにはヒューズ内蔵されているが、エーモンのリレーを使う場合)
  • 防水処理を忘れずに

まとめ

F700GSの電源取り出しは、ナビ用CAN-Busカプラーを利用することで比較的簡単に行えます。
ナビやスマホ充電など軽電装からフォグランプなどの大容量までデイトナ電源ユニットである程度の容量まで対応できます。(W数、アンペア数は計算してください)

今後のカスタムにもつなげやすいので、F800GSやR1200GSユーザーにもおすすめの方法です。

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