チューブタイヤ交換で準備するもの
タイヤワックス(代用でワセリン)
タイヤワックス・ビードクリームはビードを上げるのに必須だと思いますが、一回しか使わないのに買うのもったいない!なので家にあったワセリンで代用しました。
最初は、石鹸水でやっていましたがワセリンでもいいんじゃね?と思ってワセリンでやったらいい感じになりました。ツルツルすぎず保水性もあるのでおすすめ。
ただ、ビードがポコって上がる感じではなく、音も出なかったので心配な方はビードクリーム買いましょう。
チューブタイヤ2本
細いインチの旧車バイクはタイヤの選び候補が少ないです。旧車バイクの中でも、SRだったらTT100GP選びますがCB90は本当にタイヤ候補がない!
そんな中で、グリップ力が高くてクラシックなタイヤパターンを持っているのがアコレード。縦溝パターンがクラシックなたたずまいです。排水機能も高そう。
(前輪)ブリヂストン ACCOLADE AC01 【2.50-18 40L】
(後輪)ブリヂストン ACCOLADE AC02 【2.50-18 40L】
タイヤチューブ2本
・IRC井上ゴムバイクタイヤチューブ 2.50-18 バルブ形状:TR4 リム径:18インチ 25977B
リムバンド
リムバンドは、チューブタイヤのホイール周囲を保護するゴムで、スポークの留め金でチューブが傷ついてパンクしないようにする大切なパーツです。少し幅は太めを選んだほうがいいです。
DUNLOP(ダンロップ)バイク用リムバンド 22-18 バンド幅:22mm ゴム厚:1.0mm リム径:18インチ 151519
空気入れ(マウンテンバイク用)
チューブタイヤのバルブはTR4という形状で、マウンテンバイク(自転車)の空気入れでOKです。
タイヤレバー
タイヤレバーはバイク用を使用せず、
・100均の自転車のタイヤパンク修理セット
・小さなサイズのスパナ
を使用しました。
フロントチューブタイヤを外す
①フロントタイヤを外して、適当な高さの折り畳みチェア(踏み台)でフロントフォークを支えます。
②チューブバルブを外して空気を完全に抜きます。
③タイヤレバー(またはスパナ)を写真のように2〜3本使ってタイヤを外します。コツは、無理せず5cmずつ徐々に外していくことです。膝でタイヤを押さえながらするといいでしょう。
ホイールの中がサビサビだったので、グラインダーでヤスリがけしました。
サビを取ってリムバンドを装着しました。ちなみに錆止めに556をふっておきました。
フロントタイヤをホイールに取り付ける
タイヤのビード部分の表・裏にワセリンを塗ります。
ホイールにはめます。まだホイールの中に装着はしていません。
ホイールの溝に手でタイヤに入れ込みます。半分くらいは簡単に入ります。この先はタイヤレバーとスパナを使います。
この先、チューブがホイールに入らない気がしますが、タイヤの左右を両足の膝で押さえながら、5cmずつタイヤレバーを使ってタイヤをホイールに入れていきます。
タイヤを取り付けたら、一度空気を4〜5kまで入れてビードが完全に上がるようにします。ちなみにビードが上がる音はしませんでした。タイヤ幅が小さいチューブタイヤなので音はしないのかもしれません。
ホイールとタイヤがきちんと隙間なく埋まっていればいいです。
無事にフロントタイヤ交換できました。それにしても以前のタイヤは、ボロボロでした。
リヤタイヤの取り外し
リアドラムブレーキのストッパー金具を外します。
リアタイヤ左側のナットを外します。
プラスティックハンマーで、リアタイヤのアクスルシャフトを抜きます。硬い場合は、細いスパナかマイナスドライバーを当ててプラスティックハンマーで叩きます。
チェーンを手で外します。
リアのドラムブレーキの固定パーツを外します。
これでリアタイヤが外れました。
リアタイヤは外して支えがなくてもセンタースタンドで安定します。
あとはフロントタイヤと同様に交換して完了です。
チューブタイヤを交換した感想
自転車のチューブタイヤ交換と変わらない簡単な作業でした。ハンドリングが明らかに向上して乗っても安心になりました。