バッテリーの交換は、現在ついているバッテリー型番を調べて互換性のあるバッテリーを設置します。
バイクバッテリー交換の時期
バイクバッテリー交換を行うタイミングは、エンジンのかかり具合や、ヘッドライトの明るさなどで判断しましょう。
バイクはアイドリング時や走行時にバッテリー充電する仕組みを持っているので、定期的にバイクを走らせることでバッテリーの持ちを長くすることができます。
バイクバッテリー交換の手順
純正バッテリーの型番を調べる
例:6N6-3B
バッテリーの側面に上記のような型番が記載されています。こちらをAmazonの検索窓に入力してください。
バイクバッテリーの種類
バイクバッテリーによって、種類がいくつか選べる場合があります。主なバッテリーの種類とその特徴を知っておきましょう。
開放型バッテリー
電解液を入れて使用するバッテリーです。バッテリー本体が白いプラスティックに覆われており、上のキャップから液が補充できるようになっています。
電解液の水分が蒸発するために定期的な液補充が必要です。電解液を出荷前に補充して販売される開放型バッテリーも多いので、商品ページの説明文をチェックしましょう。
メンテナンスフリー(MF)バッテリー
密閉されているため、電解液の蒸発がほぼなく、液補充が不要です。バッテリー本体が黒いプラスティックに覆われていることがほとんどです。充電の際は、MFバッテリー対応の充電器を使用しましょう。
MF型ジェルバッテリー
電解液をジェル状にした耐震性の高く安全性の高いメンテナンスフリーバッテリーです。
古いバイクの電圧は、6Vと12Vのいずれかです。同じ電圧でないと適合しません。
バイクバッテリーの取り外し方
バイクバッテリーを取り外す手順は次の通りです。
- バイクの電源を切る:バイクの電源を切り、キーを抜いてください。これにより、バッテリーに電力が供給されない状態にします。
- バッテリーの場所を確認する:バッテリーの場所はバイクの種類やモデルによって異なりますが、一般的にはバイクのシートの下やサイドカバーの下にあることが多いです。バッテリーの取り外しには、通常、レンチやドライバーなどの手道具が必要です。
- バッテリー端子の取り外し:バッテリー端子にはプラス(+)とマイナス(−)の2つがあります。まず、マイナス端子を取り外します。マイナス端子には黒いケーブルが接続されています。レンチを使用して、端子のボルトを緩め、ケーブルを取り外します。次に、プラス端子(赤いケーブル)も同様に取り外します。
- バッテリーの固定ボルトを外す:バッテリーが固定されている場合は、取り外しのためのボルトを緩めてください。これにより、バッテリーが自由に取り外せる状態になります。
- バッテリーを取り外す:バッテリーが固定されている場所から外れたら、バッテリーを慎重に取り外します。バッテリーは重い場合があるため、注意して持ち上げてください。
これらの手順に従うことで、バイクバッテリーを安全に取り外すことができます。バッテリーを取り外す際には、周囲の部品や配線にダメージを与えないように注意して作業してください。
新しいバッテリーの取り付け方
新しいバイクバッテリーを取り付ける手順は次の通りです。
- バッテリーの準備:新しいバッテリーを取り付ける前に、バッテリーがバイクに適合していることを確認してください。また、バッテリーの端子に適切な端子キャップが付いていることも確認してください。
- バッテリーの取り付け場所を確認する:新しいバッテリーを取り付ける場所を確認します。バッテリーの場所はバイクの種類やモデルによって異なりますが、通常はバイクのシートの下やサイドカバーの下にあります。
- バッテリーを固定する:新しいバッテリーをバイクに取り付ける前に、バッテリーが安全に固定されていることを確認してください。バッテリーを固定するためのブラケットやボルトが必要な場合は、それらを使用してバッテリーをしっかり固定してください。
- バッテリー端子の取り付け:新しいバッテリーを取り付ける際には、まずプラス(+)端子を接続します。プラス端子には赤いケーブルが接続されています。次に、マイナス(−)端子には黒いケーブルが接続されます。レンチを使用して、端子のボルトを締めて、ケーブルを確実に接続してください。
- バッテリーの接続を確認する:バッテリーを取り付けた後は、端子の接続がしっかりしていることを確認してください。端子が緩んでいないことを確認し、バッテリーが正しく接続されていることを確認してください。
- バッテリーの動作確認:バッテリーを取り付けた後は、バイクの電源を入れて、バッテリーが正常に動作しているかどうかを確認してください。エンジンがスムーズに始動し、電気系統が正常に機能することを確認してください。
以上の手順に従うことで、新しいバイクバッテリーを安全に取り付けることができます。バッテリーの取り付け作業中には、周囲の部品や配線にダメージを与えないように注意して作業してください。
バイクバッテリーの寿命を延ばすために
1. 適切な保管方法
バイクを長期間乗らない場合は、バッテリーの端子を外して放電を防ぎます。バイク保管する場所は、直射日光や極端な温度の影響を受けない、涼しい乾燥した場所がおすすめです。また、バッテリー端子に白色の腐食が発生しないように、端子に防錆剤をかけておくとよいでしょう。
2. 定期的な充電
バイクバッテリーは放置されると徐々に放電していきます。バッテリーの寿命を延ばすためには、1か月に1度の定期的な充電を行いましょう。トリクル充電(維持充電)ができる充電器で、バッテリーにつないでおくのも手です。
5. 積極的な運転
定期的なバイクの運転もバッテリーの寿命を延ばすのに役立ちます。バイクを頻繁に使用することで、バッテリーが充電され、バッテリー内の電解質が循環されるため、バッテリーの劣化を遅らせることができます。
6. バッテリーの交換時期を把握する
バッテリーの寿命は使用条件やメンテナンス状況によって異なりますが、一般的に2~3年間持続します。バッテリーの性能が低下し、始動時に問題が発生する場合は、バッテリーを交換することを検討しましょう。