新しい生活が始まる葉桜の季節、バイク乗りにとってはいい季節になりましたね。
夏のツーリングシーズンの前に、2ストマフラーをパイプユニッシュ(パイプクリーナー)で洗浄したら、穴を塞ぎきれずに漏れまくりで手がカパカパになって、大失敗しました。
マフラーをパイプユニッシュ洗浄
準備するもの
- パイプクリーナー(パイプユニッシュと同等)2L × 2本
- ガムテープ
- サランラップ
- 輪ゴム
- ビニール袋
パイプユニッシュ成分と同じPBでOK
プライベートブランド製品は、メジャーブランド製品と同成分なのに、値段がめちゃ安い!ので迷わずPB商品をチョイスしました。
パイプユニッシュ洗浄の方法
マフラーの先端にサランラップを被せてゴムできつく巻きます。
マフラーにパイプクリーナーをどばどば入れる
マフラーにパイプクリーナーを途中まで入れてシェイク。これでエンジン近くのこびりついたカーボンを取ろうと・・・
ここでハプニング!
下のサランラップからポタポタとパイプクリーナーが漏れ始めました。サランラップとゴムだけじゃダメだった・・・。
漏れないように補強
漏れてしまったのでサランラップにビニール袋を二重に被せてさらにガムテープをぐるぐるに巻いて補強。これでなんとかうまくいきました。安物のガムテープにしたのが、原因のようです。
さらにパイプクリーナー1本(1L)を入れて合計2Lを入れたところでマフラーがとてつもなく重くなってきたので、マフラーの出口を塞いで横向きに置いて安静にさせました。
1時間ごとにマフラーを転がして、液体がマフラー全体に渡るようにしましたが全部入れなくてもこれで十分OKでした。
マフラーからパイプユニッシュ廃液取り出し
夜にパイプユニッシュを入れて、次の日の昼ごろに取り出しました。15時間ほど放置したことになります。
パイプユニッシュをしたあとは、水でマフラー内を洗浄します。同じくらいの汚れが出てきます。ここでもオイル汚れが混じっているので、バケツに貯めておきます。
パイプユニッシュ廃液処理
パイプユニッシュでマフラーを綺麗にする方法の一番の難点は、廃液処理がしづらいということです。
パイプユニッシュをバケツに入れると泡の中にオイルが浮くので、それをキッチンペーパーですくって燃えるゴミに捨てます。
バケツの水がある程度蒸発するまで、外に放置しておきます。その後、キッチンペーパーに染み込ませて再度燃えるゴミに捨てます。
パイプユニッシュは廃液処理が面倒くさいので、マフラーをバーナーで燃やして、燃えかすを処理したほうが早そう。次回はそうします。
パイプユニッシュマフラーのビフォーアフター
カーボン汚れは、綺麗に落ちていました。
マフラーエンジン側
マフラー排気側
インナーサイレンサーの洗浄
ついでに、2ストマフラーのインナーサイレンサー(バッフル)も汚れていたので、洗浄しました。
準備するもの
- パーツクリーナー
- キッチンペーパー
- パイプの長さ以上の棒
- ナイロンスポンジ
インナーサイレンサー洗浄の方法
パンスクリューで固定されているインナーサイレンサー(正式パーツ名称:ディフューザーパイプ)を引き出します。カーボンが固着していたので、マイナスドライバーで引き抜きました。
カーボンが、たっぷりこびりついていました。パイプの中も同様です。
純正マフラーなので、インナーサイレンサーには消音用グラスウールは付いていません。
キッチンペーパーにパーツクリーナーをたっぷり染み込ませて、パイプに突っ込みます。
長い棒(今回はアルミ棒)で、両方の穴から抜き差しします。時折、パーツクリーナーをパイプの中に吹きかけます。
下に落ちているのが掃除した後のキッチンペーパー。10回ほどしたところでようやく金属面が見えてきました。
ナイロンスポンジで、サイレンサー外側を磨いてカーボンを除去します。
これで少しはカーボンがつきにくくなるでしょう。(多分すぐ付くけど)