裏技ありのバイクホイールのサビ取り【解説動画付】

ホイールの錆び取り タイヤ・ホイール

バイクの不動車・放置車両などのサビサビなホイールをピカピカにする『メッキホイールのサビ取り』の裏技をお伝えします。

メッキホイールのサビ取りビフォーアフター

まず、結果からご覧ください。

MB50という1979年のレストア前バイクのホイールのサビを取ってみました。

サビ取り前

錆び取り前のホイール

サビ取り後

錆び取り後のホイール

アフター写真は、ホイールの青さに引っ張られて全体的に実際よりも青く写っていますが、比べてみると歴然!メッキホイールの美しい輝きを取り戻しました。

ホイールのサビ取りに使ったグッズ

ホイールのサビ取りグッズ

サビサビになったメッキホイールのサビを取るために必要なものは以下の4つ。サビ取りクリーナー以外は、ダイソーなどの100均で手に入ります。

  • 100円ショップのクリームクレンザー
  • 100円ショップの掃除ブラシ(柄つき)
  • 100円ショップの天然たわし(柄つき)
  • KURE サビ取りクリーナー
  • KURE5-56

※今回、KUREサビ取りクリーナーを使用していますが、商品説明で、メッキへの使用はできないと記載があります。よく読んで自己責任でご利用ください。

KUREの商品は、大抵の場合、実店舗よりAmazonのほうが安いです。

ホイールのサビ取り作業手順

クレンザーで軽いサビを取る

使うもの

  • 100円ショップの液体クレンザー
  • 100円ショップの天然たわし(柄つき)
  1. ホイールを水で濡らす
  2. クレンザーをたわしにたっぷりつける
  3. 力を入れずに軽くこする

ほんの数十秒で、あっという間にピカピカになります。

クレンザーには、研磨剤が含まれているので、軽くこする程度でサビが取れます。強くすると、メッキに傷がつく可能性があるので、あくまでも軽く作業してください。

頑固なサビの場合

サビが進行している箇所も軽いサビと同様に軽くこすります。

KURE サビ取りクリーナーでメッキのサビを取る

KURE サビ取りクリーナーで頑固なメッキのサビを取ります。ジェル状になっているので、非常に使い勝手がいいです。動画ではホイールに水を付けて作業していますがジェルが溶けてしまいあまりよくありませんでした。タオルで軽く拭き取ってから作業するとジェルが綺麗に塗布できました。

KURE サビ取りクリーナーは、塗装面・メッキは用途外に指定されているので、自己責任でお願いします。

サビ取りクリーナーを水で洗い流す

サビ取りクリーナーを塗布して10分後に、水で洗い流します。

  1. クレンザーで軽いサビを取る
  2. KURE サビ取りクリーナーでメッキのサビを取る
  3. サビ取りクリーナーを水で洗い流す

1〜3を3回ほど繰り返します。

施工後のサビが落ちたホイール

サビもキレイに落ちました。

メッキに侵食した部分は、凹凸や変色が見られますが十分な仕上がりではないかと思います。

メッキのサビ取りに使ってはいけない100均グッズ

最後に、メッキサビを落とすときの注意点としてお伝えしたいのが、磨くスポンジやブラシの素材選び。

バイクのメッキを傷つける金属磨き系商品は全てNGです。

ワイヤーブラシ・ナイロン不織布たわし・スチールウール・ボンスター・ステンレスたわし・コゲ取り・サビ取りクリーナー・研磨粒子つき・金属磨き用スポンジはNGです。

柔らかい天然のたわしか、家の掃除用のブラシがおすすめです。

メッキのサビの原因

メッキのサビが発生する原因を知っておくと、どうやってサビ防止をすればいいか理解しやすいと思いますので、簡単に説明します。

磨くとピカピカになる銀色のバイクのホイールは、メッキと言われる表面加工がされています。鉄などの金属の上にクロムなどの金属を薄く覆っている状態です。

メッキは、光沢があり非常に美しいのですが、長期間雨ざらしにしたり、ブレーキダストがホイールについてサビが発生することがあります。

メッキはツヤツヤしているのに、なぜ錆びるのでしょう?

実はクロームメッキには、目に見えないほどの小さな割れや穴があります。そのメッキ金属の数ミクロンという小さな隙間から水分が浸透してサビが発生するのです。

サビ防止のためにコーティングをする

今回のようにサビを取っても、またメッキの目に見えないほどの小さな隙間から水分が侵入してしまうのでまたサビてしまいます。

メッキを保護するために

  • メッキ保護剤
  • メッキサビ防止剤
  • 防錆剤
  • ワックスコート
  • ガラスコーティング剤

などでコーティングを行う方法があります。

定期的に塗布することで美しい状態を保ちます。

効果が長く続くホイールの防錆剤

サビ防止でもっとも大切なのは、こまめなメンテナンスです。それでも、やっぱり長く防錆効果が続くほうがいいですよね。

そんな方におすすめなのは、ガラスコーティング剤。有名なのは、ワコースバリアスコート。バイクや自動車のボディで使うのが主な用途ですがホイールに使う人も多いです。

バリアスコートの耐久性は、使用する頻度にもよりますが日常使用をしているバイクでも2〜3ヶ月以上は持ちます。

安く済ませたいホイールの防錆剤

わたしの一押しは、クレ5-56。スペック重視な方には、スーパークレ5-56。

スーパークレ5-56は、金属の小さな隙間まで浸透するように被膜を作ってくれますので今回のように金属の隙間から水分を入れないようにするためには有効です。通常の5-56よりも、5倍の防錆効果があります。

スーパークレ5-56の耐久性は、ガレージ保管しているバイクであれば効果は数ヶ月持続しますが、日常使用だと1ヶ月弱程度です。

こまめなメンテナンスをする人や、あまり使用頻度の少ないバイク向けです。

使ってはいけない防錆剤

防錆剤の中には、シャシー下用のベタつきのある防錆剤があります。ホイールやマフラーなどのバイク外装に使うと土や汚れがすぐに付きますので、買わないようにしましょう。

KUREスーパーラストガード

メッキにクリア塗装してコーディングできるか

メッキにクリア塗装してサビ防止にしたい。そのメリットは、塗料の厚い皮膜を作ることでサビを防げることです。

デメリットは、メッキの上からのクリア塗装は表面が荒くなるので、くすみます。塗装したあとに研磨するとある程度綺麗になりますが素人では難しい部類の作業になります。

また、メッキの上からの塗装は剥げやすいので、部分的に剥げてきたら外観が損なわれます。

サビるよりはましですが、完璧な仕上がりを求めるのであればやめておいたほうがよいでしょう。

バイクのおしゃれは足元から

他の人が乗っているバイクのホイールが、ピカピカだととてもおしゃれだし、いい印象を持ちますよね。ぜひ、バイクのホイールをピカピカにして素敵なバイクライフを過ごしましょう。

今回レストア作業したバイク

HONDA MB50