バイクツーリング向けTC素材ソロテントのおすすめ

バイクソロキャンプ

分厚くて、遮光性の高いTC素材のソロテント。無骨でシンプル、森や渓流付近に設営するだけで、自然と暮らしているかのような気がする。あぁ、TC素材のテントがほしくてたまらない。

薄っぺらいテントだと夏は暑いし、冬は寒いので過ごしやすい空間を作るためにはTC素材じゃないとダメじゃないの?!とAmazonでテントをひたすら見ていたら洗脳されてしまいました。

TCソロテントの選び方

小型バイク(CB90)でソロキャンプをする
大型バイク(BMW R80)で子供と2人キャンプする

この2つの目的を叶えるテントを探し中です。探していて、どう選べばいいか分からずAmazonでテントを眺めること7日間、ブログを書きながら頭を整理しようと思い立って、今執筆しているところです。

バイクソロキャンプの難点は、荷物搭載容量が少ないこと。このため、立派なテントを持っていきたいという願望と、容量をできるだけ少なくしたいという願望がバッティングしてしまいます。でも、テントに妥協はしたくない!安っぽいテントはいやだ!!ってのは根底にあります。

ただ、課題は小型バイクにテントと寝袋を積載できるのか? です。結果から言うと余裕でできました。サイドバックを購入しただけで5kgテントとデカい寝袋まで持っていけました。

サイドバッグを装着したCB90

テント収納サイズの横幅をチェック

バイクでテントを持ち運ぶので、サイドバッグに収納するか、リアシートトップに紐で固定するかどちらかです。

CB90にはかなり大きめなサイドバッグ(左右合わせて40L)を装着しています。めちゃ安いし、容量いっぱい入るので、大満足しています。

このサイドバッグの横幅は46cm。なので、それ以下の収納サイズのソロテントを探します。(追記:ソロティピーを購入済)もし長さがオーバーした場合は、リアシートにくくりつける予定。

インナーテントの広さ

一人で寝ることがほとんどですが、子供を連れてキャンプにいくことも想定すると多少広いほうが・・・と欲張る気持ちも多少あります。妥協点として、インナーテントの外にグラウンドシートを敷いて寝れば問題ないです。

冬キャンにはスカートが必須?

冬キャンプの寒さをしのぐために、テントと地面の間に隙間をうめるスカートがあるかどうか?も判断基準に入れました。ただ、スカートがあるとどうしても重さ・収納サイズが大きくなってしまいますので、冬キャンは外で焚き火&中はさっさと寝袋出して寝る!というスタンスでもいいかな。つまり、スカートはなくても構わないか・・・と妥協できる部分でもあります。(追記:スカート付きを購入しました)

候補のTC素材ソロテント

BUNDOK ソロテントTC(BDK-79TC)

Amazonで売れまくりのパップテント(軍幕)口コミ1000件を超える超ヒット商品。どこのキャンプ場にいってもソロキャンパーの一人は持っていそうな予感がします。

インナーの幅は85cmと大人一人がちょうど寝れるくらいのサイズでやや狭め。テントの高さは110cm。TCテントの中では、かなり軽量。収納も小さいです。

前室部分を広げるとタープの役割をしてくれます。それも面積が大きい! 間口が広い分、開放感があるのが魅力的!人気なのも納得のソロテントです。

欠点としては、

・高さが110cmしかないので、椅子よりも地べたスタイルが向いている
・テントの縦幅が190cmしかないので、テントの中では横向きに過ごさないといけない
ということ。

かっこいいけど、居住空間が少し狭い そんなテントです。

収納時 W40xD20xH20cm

フライ W360xD190xH110cm

インナーW190xD85xH100cm

重量 4.4kg

BUNDOK ソロテントTC-EX(BDK-79EX)

バンドックのパップテント79の上位版。スカートとサイドウォールが付いています。冬キャンする人なら、こっちでしょう。ただ重量が、スカートとサイドウォールの分だけ、5.2kgと800g増すのと、価格が1万ほどUPするので悩みどころ。

収納時 W47xD24xH24cm

フライ W360xD190xH110cm

インナーW190xD85xH100cm

重量 5.2kg

TOMOUNT パップテント ポーランド軍幕

パップテント2番目候補は、鮮やかなベージュカラーのポーランド軍幕。どことなくビンテージ感も漂います。なんかポーランドって書いてあるので、ポーランド軍が使っていたテントなの?なんかかっこいい!ってなってます。

白も綺麗だから写真映えしそう。スカート付きでインナーテントも付いているので、私が希望する装備がすべて付いているパップテント。バンドックのパップテントよりも、こっちのほうが売れてもいいのになぁと思う次第です。口コミでもコスパがいい、素材がいいなど高評価。メインポールが短いという感想が多かったので、そこは要交換になるかも。

バンドックのパップテントと比べると、フライの高さが5cm大きい。他はスカート(ポリ素材)があるのが大きな違い。収納時サイズは、長さ5cm直径3cmほど大きくなります。重さもスカートがある分、1.3kg重い5.7kg。結構重いね。

収納時 W45xD23xH23cm

フライ W360xD190xH115cm

インナーW190xD85xH100cm

重量 5.7kg

テンマクデザイン パンダ VC

このソロティーピーテントを見たら、あぁ男の無骨なパップテントはやめて、おしゃれ路線でもええなぁ〜って一瞬で揺らいでしまいました。可愛いは正義ですね。

ただ可愛いだけじゃないパンダVCテント。ほかのTC生地と比べてコットンの比率が20%多い60%でできています。なので、遮光性がさらに高く、高級感のあるしっとりとした生地になっています。このテントで夜を過ごすと、天井にぶら下げたランタンがテントを中から照らしてホワンと明るみを帯びる幻想的な写真が撮れるかもしれない!カッコええ!

このテントのいいところは、高さが170cmもあるところ。パップテントが110cm前後なので、この違いは大きい!居住空間が2.7mの正方形というのもアレンジが効きやすそう。ワンポールテントなので、基本は四方にペグ打って、ポールを立てるだけと、設営がめちゃくちゃ簡単というメリットも大きいです。

気になる収納サイズの長さは49cm。バイクのサイドバッグには多分斜めにしたら入るかな。。バイクのリアシートに固定かな。でも思ったよりも収納サイズが小さいのでこれは、ワンチャン買いかも??と第一候補に急浮上しているところです。

スカートはないので、寒さ対策としてメインポールを低くして地面スレスレに設置すればいいという口コミもあります。ただ、完璧にすきま風を防ぐのは難しいです。しかしご安心を。スカートがついたVC+というモデルがありますので、次ご紹介します。

フライ:約270×270×170(H)cm
インナー:約250×115×155(H)cm
■収納サイズ(約):49×25×16cm
■総重量(約):5.26kg

テンマクデザイン パンダ VC+

パンダVC+

パンダVCにスカートがついた上位モデルVC+です。え?これ完璧じゃない?

スカートの継ぎ目もデザインがカッコいいじゃないですか。夏はスカートを巻き取ればいいので、オールシーズン使えるテントになっています。インナーなしで、グランドシートをしいて2人で過ごすのも問題なさそうです。

スカートがついたことで、気になるのが重量と収納サイズ。重さは、6.29kg(がっくし)、収納サイズの長さは53cm(がっくし)。これはリアトップに巻きつけるしかなさそうです。まぁどのみち、寝袋も大きいのでリアトップに積まないと無理だったかもしれません。バイクへの積み込みは何とかしてでも、欲しいデザインと実用性のパンダVC+。完全に魅了されてしまいました。

パンダVC+の欠点は、重量と収納サイズ。あとは、居住空間が大きいのでバイクツーリングテントとしては贅沢すぎかな?

フライ:約270×270×170(H)cm
インナー:約250×115×155(H)cm
■収納サイズ(約):53×25×18cm
■総重量(約):6.29kg

バンドック ソロ ティピー 1 TC (BDK-75TC)

バンドックのソロティピーテント。おしゃれなパンダVCテント高いなぁと思ったあとにこの無骨なテントを見ると、こっちのほうががコスパよくて、これ一つで満足しそうだなぁなんてまたまた無骨テントに心が戻ってきました。

テントの高さは、150cmと過ごしやすそう。240cm四方の空間ができるので、中で二人が十分寝られるサイズです。インナーテントだけでも子供となら寝れます。

このテントにはスカートが付いているので、寒さ対策や虫進入防止に効果があります。グランドシートを敷くと、御座敷スタイルで過ごせますし、広々と寝ることができます。

気になる収納サイズは、長さ44cmとバッチリ。これもいいな・・・。

フライ/約240x240x150cm
インナー/約220x100x135cm
収納時/約44x24x24cm
重量 4.8kg

サンドカラー(bdk-75tcsb)が2020年10月に新発売しました。ただ、現在在庫切れで2021年2月頃再販予定です。フラップの位置が改良されているそうです。(後日、ヤフーオークションで入手しました!)

バイクソロキャンプに持っていきたいテント比較

結局どのテントがいいのか、やっぱり分かりません(笑 どうしようもないので、比較表を作ってみました。

Amazon口コミ比較

商品名評価数評価取り扱い開始日
BUNDOK BDK-79TC10164.62019/08/13
BUNDOK BDK-79EX1854.52020/06/17
TOMOUNT パップテント184.22020/08/01
テンマクデザイン パンダVC584.52019/08/05
バンドック BDK-75TC4824.62020/04/02

Amazon評価は、バンドックの79TC パップテントが圧倒的な強さです。どこかでバズったのかなってくらい売れてます。同じくらい評価が多いのが、同じくバンドックのソロティピー。こちらは発売日が2020年4月と新しいのにも関わらず評価が高い。パンダVC+は、発売されたばかりで楽天の1店舗でしか取り扱いされていません。

TOMOUNT以外は、メジャーなメーカーなので、ブランド信頼度も影響していると思われます。安心して購入したいなら、TOMOUNTは外した方がいいかなと言う気持ちになってきた。

テントサイズ

商品名フライ(アウター)インナースカート
BUNDOK ソロテントBDK-79TCW360xD190xH110cmW190xD85xH100cmなし
BUNDOK ソロテント BDK-79EXW360xD190xH110cmW190xD85xH100cmあり
TOMOUNT パップテントW360xD190xH115cmW190xD85xH100cmあり
テンマクデザイン パンダVCW270×D270×H170cmW250×D115×H155cmなし
テンマクデザイン パンダVC+W270×D270×H170cmW250×D115×H155cmあり
BUNDOK BDK-75TCW240xD240xH150cmW220xD100xH135cmあり

テントの居住空間の広さを見ると、パンダVCが一番です。高さとインナーの幅があっていいですね。

間口が広くてタープなくても楽しそうだな〜というバンコック79モデル。高さがあって可愛いパンダVC このあたり魅力に感じます。意外と、バンコック75がテントの高さ、インナーの広さが快適そうです。

収納サイズ

商品名収納サイズ重さスカート
BUNDOK BDK-79TCW40xD20xH20cm4.4kgなし
BUNDOK BDK-79EXW47xD24xH24cm5.2kgあり
TOMOUNT パップテントW45xD23xH23cm5.7kgあり
テンマクデザイン パンダVCW49×D25×H16cm5.26kgなし
テンマクデザイン パンダVC+W53×D25×H18cm6.29kgあり
バンドック BDK-75TCW44xD24xH24cm4.8kgあり

収納サイズは、バンコック79モデルがダントツ優秀です。続いて、バンコック75モデル。パンダVCは長さが49cmあるので、収納スペースによってはどうなるか心配なところです。サイドバッグの場合は、アウターとインナーを分けて収納すれば大丈夫かと思います。

テント価格

商品名価格
BUNDOK BDK-79TC22,400円
BUNDOK BDK-79EX32,800円
TOMOUNT パップテント19,800円
テンマクデザイン パンダVC25,800円
テンマクデザイン パンダVC+34,980円
バンドック BDK-75TC24,800円

TOMOUNTが一番安いですが、TOMOUNTの会社ホームページも見当たらずやはり無名ブランドにお金を出すのはちょっと避けたいところです。逆にテンマクデザインは、日本企業が手掛けるブランドでグッドデザイン賞を受賞するなど、安心感があります。バンドックもカワセという会社のブランドで、こちらも安心感ありです。

こうしてみると、TOMOUNTは除外して、軽量なバンドックの79モデル、収納に問題がなければパンダVCがいいという結果になりました。あとは、予算を確保して家のお手伝いをしっかりして購入に踏み切るだけです。

後日、バンドックのソロティピー1TCサンドカラーを購入しました。また後日評価してみます。