「原付をメルカリで売りたいけど、どうやって進めたらいいかわからない」そんな方に向けて、この記事ではメルカリで原付を売るための手順をわかりやすく解説します。出品前の準備から売却後の流れまで、これを読めば安心して取引できます。
メルカリで原付を売るために必要な準備
車体をきれいに掃除する
第一印象は写真で決まります。汚れたままでは印象が悪くなり、買い手がつきにくくなります。水洗いだけでなく、細かい部分の汚れも取り除き、できれば簡単なワックスがけまでしておくと効果的です。
必要な書類を揃えておく
原付を売るにはいくつかの書類が必要です。事前に揃えておくと、取引がスムーズに進みます。
- 標識交付証明書（ナンバープレートを交付されたときの書類）
- 自賠責保険証明書
- 身分証明書（本人確認用）
もし標識交付証明書を紛失している場合は、市区町村の役場で再発行が可能です。
車体情報を把握しておく
出品時には、メーカー、車種、排気量、走行距離、年式、カラー、現在の状態（故障の有無や傷の状態）などを記載します。これらの情報を正確に把握しておきましょう。
原付を売る主な方法とそれぞれの特徴
個人売買（メルカリなど）
高値が付きやすいですが、名義変更や引き渡し手続きを自分で行う必要があります。
バイク買取業者
手続きが簡単で、即日現金化できるメリットがありますが、買取価格は相場より低めになる傾向があります。
廃車・スクラップ業者
動かないバイクでも引き取ってもらえますが、基本的に買い取り価格はつきません。
原付売却に必要な書類とは？
標識交付証明書
ナンバープレートに紐付く重要な書類です。名義変更の際に必須となります。
自賠責保険証明書
有効期限内の自賠責保険証が必要です。残り期間が長いと、購入者にとってのメリットにもなります。
譲渡証明書（必要に応じて）
正式な譲渡を証明するための書類で、トラブル防止のために作成しておくと安心です。市区町村のフォーマットを利用するか、インターネットからテンプレートをダウンロードしましょう。
原付を高く売るためのポイント
見た目を整えて印象アップ
洗車や磨きだけでなく、できるだけ純正パーツに戻しておくと高評価につながります。
メンテナンス記録を提示する
過去の整備履歴やオイル交換記録などがある場合、購入希望者に提示することで安心感を与えられます。
自賠責保険の残期間をアピール
自賠責の残期間が長いと、購入者はすぐに乗り出せるため、付加価値として大きなメリットになります。
名義変更と廃車手続きの流れ
名義変更の方法
原付バイクの名義変更は、購入者がバイクの登録地の市区町村役場で行います。必要書類を事前に揃え、購入者に渡しておきましょう。
廃車手続き（ナンバー返納）の方法
売却相手が他の市区町村に住んでいる場合、ナンバープレートを返納して廃車手続きが必要になることがあります。廃車証明書を発行してもらい、購入者に渡します。
売却後にやるべきことまとめ
名義変更が完了したか確認する
名義変更が完了したかどうかを購入者に確認しましょう。名義変更が済んでいないと、軽自動車税の請求が元の所有者に届く恐れがあります。
保険の解約・変更手続き
任意保険に加入していた場合は、売却後に解約または車両変更手続きを行いましょう。自賠責保険は基本的に車両に紐づいているので、特別な手続きは不要です。
売却証明を保存しておく
トラブル防止のために、売買契約書や譲渡証明書の控えは一定期間保存しておくと安心です。