YAMAHA A7
1968年発売 排気量 123 cc
YAシリーズの後継機で、オートルーブ(給油分離システム)がついたモデル(右タンクカバーの位置)。
プレスバックボーンフレームに斜め置きの2ストローク単気筒エンジンが収まっている。外観では、タンクの両サイドに重厚感のあるメッキタンクカバーが取り付けられており、実に英国風な面持ち。
ビジネスシーンを想定して、セルモーターが到着され、分厚い鉄製リアキャリアが標準装備されている。
走りは、ビジネスモデルというよりもスポーティーで、125ccの2ストの瞬発力のある加速を見せてくれる。ミッションは、ロータリー4速。
A7(1968年〜)のスペック
YAMAHA A7(型式:) | |
---|---|
発売 | 1968年 |
排気量 | 123cc |
最大出力 | 11PS / 6700回転 |
エンジン | 空冷2ストローク単気筒 |
タンク容量 | 9L |
エンジンオイル容量 | 1.5L |
当時販売価格 | 135,000円 |
A7の適合パーツリスト
ヤマハA7外観
外観からは、商用バイクの雰囲気が出ているが、2ストスポーツを味わえるヤマハA7
アップハンドルに幅広のシートでゆったりとした姿勢で乗れます。
重厚感のある鉄製リアフェンダーが美しい。
テールランプが、A7純正ではありません。
A7独特のエンジン
分離給油(オートルーブ)機構
1964年に、ヤマハが採用したガソリンとオイルを自動で混合する分離給油機構=オートルーブを搭載している。右のサイドカバー自体がオイルタンクになっている。
黒いレバーを回すとタンクが外れ、上のシルバーの蓋からオイルを給油する。
オイルの量が分かるように窓が付いている。
バッテリー
メーター周り
LR:ウィンカー C:チャージ N:ニュートラル
ヤマハの旧車バイクのメーターは、やれたのが多いですね。
ハンドル周り
左ハンドル
左ハンドルには、チョークレバーが備わっている。
右ハンドル
右ハンドルには、セルスイッチが備わっている。
リアキャリア
商用バイクとしても意識されていたのでしょう。リアキャリアが標準装備されていました。
リアキャリアとシートの間に、大きな取っ手がついていて、取り回しのときに活躍します。
リア
ホイールは16インチに、3.00のミツボシタイヤを装備。