動かない原付の処分パターンと手続き方法。注意点も

原付手続き

原付を処分するには一定の手続きが必要であり、法的な手続きを行って処分しないといけません。原付の処分は面倒ですが、業者に代行してもらう方法もあります。

動かない原付の処分の流れ

原付処分の仕方は、大きく分けて「廃車手続き」「車体処分」の2つに分かれます。

バイク回収業者に依頼すると、廃車手続きから車体処分まですべて代行してくれますので、まずは地元の回収業者に連絡してみてください。

少しでもバイクを売ってお金にしたい方は、自分で廃車手続きと車体処分を行ってください。

原付処分その1 廃車手続き
  • バイク無料回収業者に問い合わせしてみる
  • パターン1 業者に廃車手続きを代行してもらう
  • パターン2 自分で廃車手続きを行う
原付処分その2 車体処分
  • パターン1 回収業者に車体を処分してもらう
  • パターン2 自分で車体を処分する

動かない原付を処分する方法 早見表

処分方法コスト廃車手続き運搬
バイク買取業者
バイク無料回収業者
ジモティ出品×
ヤフオク出品×
自動車リサイクル促進センター××

動かない原付を買取してもらう

原付処分をする場合、バイク買取業者に査定依頼を行ったあとで処分をする方法です。

原付が不動車であっても事故車でもOKです。買取金額が出たらラッキーだと思って申込しましょう。

見積もりが0円でも原付処分を依頼できます。(リユース料金がかかる場合もあります)

原付廃車手続きを代行してもらえるので、楽に原付処分ができます。

動かない原付を回収してもらう

バイク無料回収業者に引き取りを依頼するパターン。バイク無料回収業者は、バイク輸出をしている業者が運営しています。オークションで部品を売るなども行っています。自分のバイクが海外のどこかで動くと思うと無料回収もいいですね。

原付廃車手続きも代行してもらえます。

動かない原付をジモティで出品する

自分で原付処分に慣れている方におすすめなのが、ジモティ出品です。バイクは人気なので、無料引取したい人や業者がすぐに連絡してきます。

出品前に、自分で原付の廃車手続きを行う必要があります。

動かない原付をメルカリ・ヤフオクに出品する

メルカリの場合、オークション形式ではないので、買い手がつくのがヤフオクよりも早いのがメリットです。

珍しいバイクや古いバイクであれば、値段が付くかもしれない。そんな場合におすすめなのが、ヤフオク出品です。オークション形式でバイクの値段が付くので原付の価値に見合った価格で落札が見込めます。

原付の配送手続きは、落札者が手配するのが一般的です。ただし、自分で原付の廃車手続きを行う必要があります。

原付を自動車リサイクル促進センターに持ち込む

全国に約170か所ある指定引取場所に持ち込むと、無料で処分できます。

処分前に、自分で原付の廃車手続きを行う必要があります。

自動車リサイクル促進センター指定引取場所一覧

廃棄二輪車取扱店のバイク屋に運搬を依頼する

廃棄二輪車取扱店は、自動車リサイクル促進センター指定引取場所への運搬を代行してくれる業者です。ほとんどのバイク屋さんは、廃棄二輪車取扱店に登録されています。「原付の廃棄をお願いします」と尋ねてみてください。運搬は有料です。

原付の廃車手続きは、代行してもらえる場合があります。

全国の廃棄二輪車取扱店一覧

自分で原付を処分する場合の流れ

  1. ナンバープレートを外す
  2. 原付書類を準備する
  3. 車体番号をメモする
  4. 役所で原付廃車手続きを行う
  5. 原付を処分する
  6. 自賠責解約手続きを行う
  7. 任意保険解約手続きを行う

ナンバープレートを外す

原付のナンバープレートを外しておきます。

原付書類を準備する

自賠責保険証・標識交付証明書があれば準備します。書類がなくても廃車手続きはできますので、次に進みます。

車体番号(車台番号)をメモする

原付の車体番号は、自賠責保険証や標識交付証明書の車台番号の欄に記載されています。書類がない場合は、バイク本体のフレームに刻印されています。場所が分からない場合は、こちらの記事を読んでお調べください。

役所で原付廃車手続きを行う

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