HONDA スーパーカブC100
1958年発売 排気量 49 cc
世界に愛されるスーパーカブの元祖。静かで取り扱いしやすい4サイクル単気筒OHVエンジンを搭載。誰でも簡単に気軽に乗れるバイクを目指して作られたのがパッと見てわかることでしょう。
当時、50ccバイクは税金も安く、商用・日常どちらの使い方でもニーズがあった。そこに目をつけて今までにない発想のバイクが登場したわけです。
自動遠心クラッチを採用しておりクラッチ操作が不要、誰でも操作が簡単になっています。長時間乗っていても疲れないシートや、年配の方でも楽に乗り降りできるようえぐられたフォルム。
レッグシールドやリアキャリアなど快適装備が充実している。雨や泥への耐久性を高めるチェーンカバーやハンドルカバーなど壊れにくくする工夫も各所に採用されている。そして壊れてもすぐ直せるようなメンテナンス性も確保された。
カラーリングは、淡いグレイの混じった可愛い色で、チェーンカバー、サスペンションカバーやリアキャリアがボディと同色に仕上げられていて美しい。とても60年以上前のバイクとは思えないほど、おしゃれで洗練されたデザイン。今のスーパーカブもほとんど同じフォルムで変わらないというのも驚きです。