トーハツランペットCA50(トーハツ)のスペック/適合パーツ/適合パーツリスト/カスタム/レストア
トーハツ ランペット
1963年発売当時価格
戦後、雨後の筍のようにあった日本のバイクメーカー。現在は、ホンダ・スズキ・ヤマハ・カワサキだけだが、1960年頃には全国各地に存在し東京のみでも100社以上も存在していた。倒産や吸収合併され現在の4社となったわけだが、その中にはバイク製造をやめて違う道を歩んだ企業も多かったのだ。トーハツは、東京発動機の略。消防ポンプなどの汎用エンジン製造が主な業務で、戦後に自転車用補助エンジンを生産販売を足掛かりにバイク製造にも進出。1956年にはホンダを抜き国内2位の販売を誇った。しかし、後発のスズキやヤマハに技術や販売力で負け1964年にあえなく倒産。その後は、本業の消防ポンプと船外機メーカーとして存在している。60年代の50cc最速の原付スポーツ。メーターバイザーを備え、メッキタンク、運動性の優れるテレスコピックサスが採用され、パイプフレームでスポーツ性をアピールした。驚くべきことに最高出力は6.8PSと70年代の原付バイクに迫るほど。最高速度は92kmと刺激的な速さだった。
ランペット(1963年〜)のスペック
トーハツ ランペット(型式:CA50) | |
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発売 | 1963年 |
排気量 | 49cc |
最大出力 | 6PS / 9200回転 |
エンジン | 空冷2ストローク単気筒 |
タンク容量 | 4.5L |
エンジンオイル容量 | L |
当時販売価格 |