HONDA CB125T-I
1977年発売 排気量 124 cc
CB125ツイン最後の末裔として1977年に発売されたベンリイCB125T-I(ローマ数字のイチ)。CB125の男らしいフォルムからは変わり、柔らかな印象。走りは、11500回転で16PSを出すCB125シリーズでも一番の高回転型。タイヤはフロント2.75-18リア3.00-18とインチアップされ安定走行を実現。また125cc唯一の4サイクル2気筒エンジンの特性を活かして、静寂さや乗り心地を兼ね備えたモデルとなっています。
セルフスターターやCDI点火を備えるなどCB125シリーズとして数多くの進化を遂げ、マイナーチェンジで快適装備を充実してきたおかげか2003年までロングセラーとなりました。1982年のJC06モデルからはベンリイの称号が外れます。外装もタイヤはインチアップされ見た目もヨーロピアンスタイルになっています。やがてCB125Tは2003年に生産終了。CB92スーパースポーツから始まったCB125ツインの直系最後のモデルとあって、中古が非常に人気。台数が多くCB125よりも手に入りやすくパーツも揃いやすくなっています。