YA-1(ヤマハ)のスペック/適合パーツリスト/カスタム/レストア
YAMAHA YA-1
1955年発売当時価格 138,000円
ヤマハ初のバイクで、驚くべきポイントが多いバイクだ。
当時、ヤマハは日本楽器という会社名で楽器の他、第二次世界大戦中はプロペラの生産を行っていた。その技術をバイクに流用したのである。
YA-1の技術者はたったの7名。しかも開発期間が6ヶ月と短期間だから信じがたい。YA-1は、ドイツの自動車/バイク製造企業であるDKW(デーカーヴェー)のRT125(1939〜1945年)をコピーして作られている。第二次世界大戦の敗北によりドイツのRT125の著作権がフリーになったため、各国でコピーされたのである。
YA-1は赤トンボと呼ばれたヤマハバイクの第一号で、この頃からヤマハらしい洗練されたデザインが至るところで確認できる。排気量は123ccで、走りは、レスポンスよく5000rpmまで伸びていく。
YA-1(1955年〜)のスペック
YAMAHA YA-1(型式:) | |
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発売 | 1955年 |
排気量 | 123cc |
最大出力 | 5.6PS / 5000回転 |
エンジン | 空冷2サイクル単気筒ピストンバルブ |
タンク容量 | 9L |
エンジンオイル容量 | L |
当時販売価格 | 138,000円 |